6月企業向けサービス価格は3.2%低下-過去最大の下落率

日本銀行が27日発表した6月の企 業向けサービス価格指数(CSPI)は前年同月比3.2%下落した。 1985年の調査開始以来、2カ月連続で過去最大の下落率となった。

CSPIは企業間で取引されるサービスの価格を示す物価指数。 前年同月比のマイナスは9カ月連続。前月比は0.4%上昇した。5月 の確報値は前年同月比3.0%下落、前月比0.3%下落だった。

部門別では、運輸が前年同月比11.2%の下落。特に外航貨物輸送 が38.8%と大きく下落した。CSPIの落ち込みについて、BNPパ リバ証券の加藤あずさエコノミストは「為替レートがやや円高方向に 振れた影響で、運輸の下落率が5月のマイナス10.8%から拡大した影 響が大きい」と指摘する。

加藤氏はさらに、「海外経済動向や為替レートの影響を受けやすい 分野を除いた系列を見ても、軟調な推移が続いている」と指摘。「業績 悪化を背景に、企業はさまざまな支出の抑制を図り、企業向けサービ スに対する需要は全般的に減少している」として、CSPIは「引き 続き下落が予想される」としている。

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