欧州債(24日):ドイツ債下落、景気底打ち観測強まる-週間でも下げ

欧州債市場ではドイツ国債相場が 下落。週間ベースでは2週連続の下げとなった。経済データが予想を 上回る内容だったほか、企業収益の改善で、ユーロ圏のリセッション (景気後退)が和らぎつつあるとの見方が強まった。

独10年債利回りは約1カ月ぶり高水準となった。この日発表され た経済指標で、ドイツの企業景況感が予想を上回る伸びとなったほか、 7月のユーロ圏製造業の縮小も予想よりも小幅だったことが背景にあ る。英携帯電話サービスのボーダフォン・グループは同日、4-6月 期が増収だったことを明らかにした。

ドイツ銀行の金利ストラテジスト、ラルフ・プロイサー氏(ロン ドン在勤)は「予想を上回る経済データと企業業績が今週の市場を主 導した。このような環境下で国債が売りを浴びなかったとしたら、極 めて驚くべきことだ」と語った。

ロンドン時間午後4時現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.47%。一時は3.50%まで上 げ、6月22日以来の高水準となった。前週末比では7bp上昇した。 同国債(表面利率3.5%、2019年7月償還)は前日比0.11ポイント下 げ100.24。2年債利回りは1.32%と、前日から3bp上昇した。過去 5営業日では7bp上げた。

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