欧州で「堕ちた天使」急増、すでに前年を50%上回る-ムーディーズ

米格付け会社、ムーディーズ・イ ンベスターズ・サービスは24日、今年上半期に格付けがジャンク級 (投機的等級)に引き下げられた欧州企業は2008年通年と比べて50% 増加したことを明らかにした。

同社のアナリスト、ジャンミシェル・カラヨン氏は24日付のリポ ートで、ジャンク級に格下げされた企業(いわゆる「堕ちた天使」) が15社と、昨年全体の10社から急増していると指摘した。さらに、 投資適格級で最下位の「Baa3」を付与されている5社も現在、格 下げ方向で見直されており、別の13社も見通しが「ネガティブ」とな っている。

カラヨン氏は「格下げ圧力はさらに強まる可能性が高い」とし、 銀行が融資に消極的で、債務の借り換えや融資条件の変更に応じてい ないことを理由に挙げた。

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