4-6月の英GDP:前期比0.8%減-予想以上の悪化(Update1)

英政府統計局(ONS)が24 日発表した2009年4-6月(第2四半期)の国内総生産(GDP) 速報値(季節調整済み)は前期比0.8%減となった。建設業と銀行業、 企業向けサービスが記録的落ち込みとなったことを受け、英リセッシ ョン(景気後退)の深刻さが浮き彫りとなった。

GDPは前年同期比では5.6%減と、統計開始の1955年以来 で最大の落ち込みを記録した。ブルームバーグ・ニュースがまとめた エコノミスト予想中央値は、前期比0.3%減、前年同期比5.2%減だ った。

イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会(MPC)メ ンバー、アンドルー・センタンス氏は23日、英経済は今年7-12 月(下期)に持ち直す可能性があるとの見方を示していた。

ドイツ銀行のチーフ英国担当エコノミスト、ジョージ・バックリ ー氏(ロンドン在勤)は、「実に極めて大きなリセッションだ。最悪 期は過ぎた。経済成長がこれまでよりも弱くなる中期的なリスクがあ る」と語った。

ポンドの対ドル相場は統計発表後、一時、前日比0.4%安まで下げ た。ロンドン時間午前10時3分(日本時間午後6時3分)現在は1ポ ンド=1.6445ドルで取引されている。

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