ハードオフ株午後急騰で高値、中古品時流乗り増益-売買高3年ぶり

リサイクル品の仕入れ販売を手 掛けるハードオフコーポレーションの株価が午後の取引で一段高、一 時前日比7.7%高の534円と2007年11月15日以来、約1年8カ 月ぶりの高値を付けた。消費者のリユース品への関心の高まりを背景 にグループの売上規模が拡大、増収増益基調を続けている。好業績な がら株価は割安に放置されており、決算発表を機に買い圧力が増した。

ハードオフがこの日午後2時に公表した第1四半期(4-6月 期)単独決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比 17%増の3億3900万円となった。加盟店を含めたグループ店舗数が 6店純増の619店に増えたことが奏功、売上高が同3.4%増の25億 円と伸びたほか、粗利益率が70.3%と前年同期から1.6ポイント改 善したことも利益を押し上げた。既存店売上高は2.3%減だった。

コスモ証券営業サポート部・情報グループの小川浩一郎氏は、 「リユースや、リサイクルという同社のビジネスそのものが時流に乗 っている上、取り扱い商材の幅を広げながら、業態の目鼻立ちをはっ きりさせるようなスクラップ・アンド・ビルド(業態の改廃)を行っ ており、業績面での不安感は少ない」と分析している。

ただ、株価収益率(PER)13倍の現状株価について、小川氏 は「フランチャイズビジネスのため、成長性が低いのかもしれないが、 もう少し出店を増やすなど、成長性について会社側から強気な姿勢を 打ち出さないと、株式市場では置いていかれる」と指摘していた。

終値は6.3%高の527円。売買高は44万6800株と、06年3月 30日の103万株以来、3年4カ月ぶりの多さ。

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