中国建築工程:約7000億円調達-世界でも16カ月ぶり大型IPO

中国最大の住宅建設会社、 中国建築工程は、中国本土での新規株式公開(IPO)で501億 6000万元(約7000億円)を調達した。世界でも1年4カ月ぶり の大型IPOとなった。

上海証券取引所への23日の届け出によると、中国建築は仮条 件の上限となる1株当たり4.18元で120億株を発行。機関投資 家向けの募集では、35倍を超える応札倍率となった。

中国建築のIPOは、中国当局が本土市場での9カ月間にわた るIPO停止を解除して以降で5番目。クレジットカード大手の米 ビザが2008年3月に190億ドル(約1兆8000億円)以上を集 めて以来最大規模。中国企業としても、国内最大の石油会社、ペト ロチャイナ(中国石油)が07年10月に実施した668億元規模の IPO以来の大規模案件。

中国建築の孫文傑会長によれば、上海証取での取引開始は29 日の予定。

ストラスハイム・グローバル・アドバイザーズ(ロサンゼル ス)のドナルド・ストラスハイム氏は取材に対し、電子メールでコ メントを寄せ、「中国の大手国有建設会社として初めてのIPO案 件」とした上で、政府がインフラ整備を後押ししていることもあり 「投資家の新たなお気に入りとなっても驚くことではない」と指摘。 ただ海外事業に対する投資家の見方は楽観的過ぎる恐れがあるとし ている。

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