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S&P500種構成企業の収益見通しを上方修正-シティグループ

米シティグループはS&P500種 株価指数を構成する主要500社について、2009年と10年の利益見 通しを上方修正した。これまでに発表された09年4-6月(第2四 半期)決算の大半がアナリスト予想を上回ったことを理由に挙げた。

シティは09年の1株利益見通しを9.8%引き上げて56ドル、 10年は62ドルと、11%上方修正した。見通しの修正はシティのエコ ノミスト、スティーブン・ウィーティング氏が22日付のリポートで 明らかにした。

ウィーティング氏はリポートで「発表が遅めだった第1四半期分 の数字も含め、決算は5月時点で見直したわれわれの具体的な予想を 大幅に上回っている」とした上で、「データは不完全で暫定的だが、非 金融部門の利益率は依然として大幅な低下を示しつつも、予想より早 く回復する方向にあるようだ」と指摘した。

S&P500種の構成銘柄でこれまでに決算を発表した158社のう ち75%がアナリスト予想を上回る収益を発表するなかで、同指数は 10日以降、11%上昇している。ブルームバーグのデータによると、 企業利益は平均で前年同期比25%減少。減益率は、17日時点のアナ リスト予想(33%)より小幅にとどまっている。

ウィーティング氏は迅速な収益回復を阻害する要因として、1983 年以来の高水準である9.5%の失業率に加え、個人や小企業向けの借 り入れコスト上昇を挙げた。

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