アイスランド:EU加盟を正式申請-漁業交渉次第で3年以内に実現も

アイスランドのスカルプヘイジン ソン外相は23日、漁業と農業に関して受け入れ可能な解決策を交渉で きれば、同国が欧州連合(EU)に3年以内に加盟する可能性が高い との認識を示した。アイスランド政府は同日、EUへの加盟を正式に 申請した。

同相は加盟申請後、スウェーデンのストックホルムで記者団に対 し、「漁業と農業に関して受け入れ可能な解決策を見いだすのは難しい 可能性があり、加盟交渉が迅速に進むかは分からない」と指摘。「漁業 の面で不利な条件になれば、アイスランド国民は憤慨するだろう」と 述べた。

アイスランドはEU加盟に関して、最終的には国民投票を実施す る見通しだ。国民投票では、国が漁業を統制しきれなくなるとの懸念 や、加盟により農業がどう影響を受けるかという不安が障害になる恐 れもある。漁業はアイスランドの輸出全体の39%を占める。

アイスランドは欧州経済地域(EEA)には参加しているが、E Uに関しては、漁業海域を守るため、これまで加盟は目指してこなか った。

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