欧州の公的資金注入行:子会社の売却強いられる可能性も-EU指針

政府の救済支援を受けた英ロイ ズ・バンキング・グループやデクシアなどの銀行は、欧州連合(EU) が23日発表した指針の下で再建を進めるにあたり、再建策の承認獲得 に向け子会社や支店の売却を強いられる可能性がある。

同指針では、政府支援を受けながら経営が行き詰まった銀行の「秩 序ある清算や競売」を検討するよう加盟27カ国の政府に促している。 EUはまた、ストレステスト(健全性審査)の実施や不良資産の公開、 不採算事業の閉鎖などを提案している。

EUの行政執行機関、欧州委員会のフィリップ・ロー競争総局長 はブリュッセルで記者会見し、「銀行の存続能力が保証されない場合、 強制的に縮小を求める意向だ」と語った。

今回の指針では具体的な銀行名まで言及はされていないが、欧州 委のクルス委員(競争政策担当)は先月、英銀ロイヤル・バンク・オ ブ・スコットランド・グループ(RBS)とロイズは支店と部門を売 却せざるを得ない可能性があるとの見解を示している。

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