【テクニカル分析】商品相場:年内に12%上昇か-強気モードに

商品調査会社ロジック・アドバイ ザーズ(米ニュージャージー州)のテクニカル分析によると、原油や 銅など商品の相場は年内にさらに12%上昇する可能性がある。

ロジック・アドバイザーズのパートナー、ウィリアム・オニール 氏によると、商品19銘柄で構成するロイター・ジェフリーズCRB指 数は23日、50日間移動平均値を上回り、相場の「強気」傾向が示唆 された。オニール氏は、同指数が50日間移動平均値を上回っているた め、モメンタム(勢い)が商品への投資を引き付け、相場はさらに上 昇すると予想する。

世界的なリセッション(景気後退)が最悪期を過ぎ、中国の原材 料需要が増加する兆しが表れたため、CRB指数は今年の最低水準ま で低下した2月24日以降、26%上昇している。原油相場は今年に入っ て51%、銅相場は79%、それぞれ上げている。

オニール氏は「商品は強気モードだ」と指摘。「特に工業用商品へ の投資資金の流入が増えており、ドル相場は徐々に下落している。世 界経済が底入れしつつあるとの兆候に加え、これらの要因が引き続き 相場をけん引するだろう。商品相場は年末までに10-12%上昇すると みている」と語る。

CRB指数は3月17日に50日間移動平均値を上回り、23日まで に6%上昇。その後、低下した。3月31日には再び50日間移動平均 値を超え、6月11日までに21%上昇した。

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