新日鉄株が反発、7-9月期業績回復を期待-足元赤字報道は響かず

新日本製鉄の株価が反発。第1四 半期(4-6月)の連結経常損益は赤字になったとの観測が出たが、粗 鋼生産の増加などから7-9月期以降は業績が回復していくとの期待感 が強い。午前9時6分時点では、前日比2.0%高の364円。

24日付の日本経済新聞朝刊は、新日鉄とJFEホールディングス の第1四半期連結経常損益がともに600億円前後の赤字になったもよう だ、と報じた。鋼材の需要低迷に加え、昨年度に高値で仕入れた原料が 足かせになった。ただ足元では粗鋼生産が上向いており、7-9月期以 降は業績が回復する見通しとしている。

野村証券の松本裕司アナリストは投資家向けメモで、「新日鉄の4 -6月期の赤字幅報道は我々の予想に比べて小さい」と指摘。そのうえ で、7-9月期以降は「一時的に費用が大幅に減少するうえ、輸出価格 上昇や生産量の大幅回復が予想され、業績は急速に回復する」と予想し ている。

JFEHDの株価は前日比2.1%高の3350円と反発。

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