米アマゾン4-6月期:減益、売上高予想下回る-株価下落

インターネット通販最大手の米ア マゾン・ドット・コムが23日発表した2009年4-6月(第2四半期) 決算は前年同期比で10%減益となり、値引きの実施にもかかわらず売 上高は予想を下回った。これを受けて、株価は時間外取引で一時、8.6% 下落した。

純利益は1億4200万ドル(1株当たり32セント)と、前年同期 の1億5800万ドル(同37セント)から減少。売上高は前年同期比14% 増の46億5000万ドルだった。ブルームバーグがまとめたアナリスト 予想は1株利益が32セント、売上高は47億ドルだった。

アマゾンは値引きを実施し、低価格のノート型パソコンやアウト ドア用品などを加えて品ぞろえを拡充し、同業者に対抗しようとした。 ただ、カウフマン・ブラザーズのアナリスト、アーロン・ケスラー氏 によると、安い価格と送料無料サービスが利益を損ない始めている。 アマゾンの株価は、リセッション(景気後退)の中にあっても引き続 き業績を伸ばすとの観測を背景に年初来で83%上昇していた。

ケスラー氏は「ホームランでないのは確かだ」とした上で、「良 好な四半期だったが、もっと多くのことをやる必要があった」と指摘 した。

決算発表を受けて、アマゾンの株価は時間外取引で一時、8.10ド ル安の85.77ドル。通常取引終値は93.87ドル。

7-9月(第3四半期)についてアマゾンは、売上高が47億5000 万-52億5000万ドルになるとの見通しを示した。アナリストの予想 では49億5000万ドルが見込まれていた。同社は営業利益が1億2000 万-2億1000万ドルになるとみている。

第2四半期の売上高を地域別で見ると、北米が前年同期比13%増 の24億5000万ドル。北米以外が16%増の22億ドル。為替変動の影 響を除くと、海外での売上高は28%伸びた。

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