欧州債:ドイツ債下落、景気底打ち感強まる-10年債利回り3.44%

欧州債相場は下落。欧州株式相 場が9営業日連続で上昇したほか、7月のフランスの景況感指数が4 カ月連続で改善したことを受け、リセッション(景気後退)の最悪期 が過ぎたとの見方が強まったことが背景にある。

スイスのロシュ・ホールディングやABBなどがこの日発表した 四半期利益がアナリスト予想を上回ったことを受け、ドイツ10年債 を中心に下落した。欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、フ ランス中銀のノワイエ総裁は22日、ユーロ圏経済は回復の兆候を示 しており、欧州の債券市場では状況が改善しつつあるとの見解を明ら かにした。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏は「仏景況感調査は、企業の景況感が回復しつつ あり、企業セクターが転換期に近いことを示した」と述べた。また、 「ノワイエ総裁の発言は、同総裁が他のECB政策委メンバーよりも 景気にやや強気であることを示唆した。また、この日の国債相場に 打撃を与えた可能性がある」とも語った。

ロンドン時間午後4時半、10年債利回りは前日比6ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.44%となった。同国債 (表面利率3.5%、2019年7月償還)は0.5ポイント下げ

100.50。2年債利回りは3bp上昇し1.28%となった。

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