コンテンツにスキップする

独VWとポルシェが経営統合へ、カタールは17%取得-経営権争い決着

欧州最大の自動車メーカー、ド イツのフォルクスワーゲン(VW)の監査役会は23日、同業の独ポ ルシェとの統合案を承認した。これにより、両社の経営権をめぐる闘 いが終止符を打つ見通しとなった。

VWのマーティン・ウィンターコーン最高経営責任者(CEO) はシュツットガルトで記者団に対し、ポルシェとの統合は世界市場で の両社経営に恩恵をもたらすだろうと語った。さらに、カタールの政 府系ファンドがVW株式の17%を取得し、3番目に大きな株主になる ことも明らかにした。

VWとポルシェは統合協議を行っていると5月6日に発表。以来、 ポルシェの100億ユーロ(約1兆3500億円)の負債削減の方法をめぐ り対立していた。ポルシェのベンデリン・ビーデキング最高経営責任 者(CEO)がこの日、退任することで合意し、ポルシェとVWを統 合する道が開かれた。VWの最大株主であるポルシェは株式51%を保 有。2位株主は独ニーダーザクセン州で出資比率20%。ポルシェの経 営権はポルシェ一族とピエヒ一族が握っている。

ニーダーザクセン州のウルフ首相はVWの監査役会終了後、ポル シェの本社はシュツットガルトにとどまることを明らかにし、カター ルは「頼りになる」株主だと語った。

ウィンターコーンCEOは、フォルクスワーゲンとポルシェが今 後3週間で統合に関する詳細を詰めると述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE