タルーロ理事:金融システム監督はFRB権限の「自然な拡大」

米連邦準備制度理事会(FR B)のタルーロ理事は23日、大手金融機関に対する監督権限を単一 の機関に付与することが金融システムへの脅威を回避する「重要な第 一歩」になるとの見解を示した。

タルーロ理事は上院銀行委員会で証言し「金融システムにおいて 重要なすべての金融機関を、効果的に統合された監視下に置くことが 重要な第一歩になる」と述べた。その上で、FRBに同監督権限が与 えられれば、FRBの現行の役割が「一つ増え、自然な機能拡大とな る」と主張した。

同理事の証言は、オバマ米大統領が提案した1930年代以降で最大 規模となる金融監督機関再編を支持するものだ。オバマ政権の同提案 では、破たんすれば金融システムに脅威となり得る銀行や他の金融機 関に対し、資本や流動性確保の基準を設定する権限をFRBに付与す るべきだとしている。さらに、FRBには同金融機関のノンバンク子 会社監督権限が与えられることになる。

タルーロ理事は、監視機関には特定の金融機関だけではなく、金 融システム全体のリスクを測るため、「大局的かつ慎重な見地に立つ 必要がある」と語った。

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