中国株(終了):上海総合指数、1年1カ月ぶり高値-楽観論広がる

中国株式相場は上昇。景気回復を 確実にするため、政府が金融システム内の流動性拡大を容認するとの 楽観的な見方を背景に、銀行株や不動産株が買われ、上海総合指数 は1年1カ月ぶりの高値を付けた。

中国民生銀行(600016 CH)と、不動産開発の保利房地産集団 (600048 CH)はともに4%を超える上昇。国際通貨基金(IMF)は 22日、中国には雇用対策のために歳出を増やす余地があるとの見解を 示した。またアジア開発銀行(ADB)は23日、東アジア各国は拡張 的な金融政策を維持する必要があると指摘した。産銅大手の雲南銅業 (000878 CH)は買収費用を賄うための資金調達計画が好感され、10% の値幅制限いっぱいまで上昇した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は、前日比31.88ポイント(1%)高の3328.49 と、終値ベースで2008年6月以来の高値を付けた。上海、深セン両証 取のA株に連動しているCSI300指数は同1.3%高の3651.97。

中原証券のストラテジスト、リ・チュン氏は「豊富な流動性と経 済成長に対する強い期待を背景に、株価はまだ一段と上昇する可能性 がある。ただ、既に大幅な調整が必要な高値圏でもある」と述べた。

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