日航:燃油サーチャージ10月から復活を検討-全日空と足並みそろう

経営再建中の日本航空は、燃料価 格の変動に応じて国際線運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(燃油サー チャージ)を10月から適用することを検討している。西松遥社長が23 日の会見で明らかにした。

西松社長は会見で、直近3カ月の燃料価格からするとサーチャー ジ適用が「なしでは済まないレベルと思っている」とし、「われわれと しても検討していきたい」と述べた。日航はサーチャージを3カ月おき に見直しており、7-9月分については燃料価格の下落を受けてゼロに している。サーチャージをめぐっては全日本空輸の伊東信一郎社長も 22日の定例会見で、10月からの適用を検討する方針を示している。

経営改善の柱の一つにしている企業年金の大幅減額方針が退職者 の強い反発を受けていることについて西松社長は「改定はお願いしたい と申し上げているが、具体的なパーセンテージについてはまだ提示して いないので、われわれとしては改定内容をつくってからがスタート」と の認識を示した。改定の詳細については8月末までにまとめると明言し た。日航は企業年金の大幅削減で今期(2010年3月期)連結決算に 880億円の特別利益を計上する方針。

一方、西松社長は8月30日投開票の衆院選後に発足する新政権に 対して「経済対策を第一義的にお願いしたい」と述べた。民主党が公約 に掲げている高速料金の無料化が実現した場合については、現在実施し ている土、日曜日の高速料金一律1000円化ですでに影響が出ていると 指摘したうえで、「影響が出る可能性はある」との見通しを示した。

--取材協力:クリス・クーパー Editor:Hideki Asai、Tetsuki Murotani

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