民主党政権の政策は家計の貯蓄を引き上げる可能性-エコノミスト

エコノミストによれば、日本で民 主党主導の政権ができれば、日本銀行は利上げをより容易にできるよ うになり、家計の貯蓄や支出を拡大することになりそうだ。

三菱東京UFJ銀行のシニア為替ストラテジストのナオミ・フィ ンク氏とカリヨン証券チーフエコノミストの加藤進氏によれば、金利 の引き上げは1400兆円に上る家計の金融資産の利息を増やす一因と なろう。

フィンク氏はインタビューで、「利上げは年金生活者にとって収入 増をもたらす」とし、「家計が支出を控えている理由の一つは、収入の 増加が見込めないことである」と指摘した。

民主党は高速道路の無料化や「子ども手当」の新設、「高校の無償 化」をすることで家計への支援を約束しており、同党は日銀の金融政 策に干渉しないと言明している。これは、景気刺激のため金利を低く 抑えてきた自民党の政策とは一線を画すものだ。

カリヨン証券の加藤氏は「金利が経済に妥当な水準に上がること は、ネットでは家計の金融資産がリターンを生み、資産効果を期待で きる」とみる。さらに「利上げに常に反対してきた自民党政権よりは 民主党政権の方が利上げはスムーズにいくのではないか」との見方を している。

民主党の大久保勉「次の内閣」金融担当副大臣は今月13日に行っ たブルームバーグ・ニュースのインタビューで、日本銀行の独立性は 尊重されるべきであると強調している。

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