KDDI:4-6月純利益は19%増、携帯販売減で負担軽く

国内通信2位KDDIが23日発表 した第1四半期(2009年4-6月期)連結決算は、純利益が前年同期 比19%増の864億円となった。携帯電話販売の減少に伴う販売手数料 負担の軽減などが寄与した。

前年同期の純利益は携帯電話の通話料引き下げなどが響き、4半 期業績開示の開始後で初の前年比減益となっていた。

営業利益も同14%増の1418億円と持ち直した。売上高は携帯端 末の販売減や通話収入が落ち込んだことなどで1.9%減の8537億円。

通期(10年3月期)業績予想は据え置き。純利益は前期比15%増 の2550億円、営業利益は同6.0%増の4700億円を見込む。配当予想 も年間1万1000円と、前期と同額で変更なし。ただ、6月の株主総会 で、予定どおりの利益が確保できれば、増配する方針を表明している。

携帯電話事業の営業利益は同9.6%増の1525億円。収益の指標で あるARPU(1契約当たりの月間収入)は5600円と前年同期から 300円低下した。

しかし、不況などを背景に端末販売台数が同23%落ち込み221万 台となった結果、販売手数料の総額は30%減の900億円となった。一 台当たりの手数料は1-3月期と同水準の4万1000円で、前年同期か らは4000円減った。小野寺正会長兼社長は販売手数料の水準は「社内 の想定とそう大きな差はない」としている。

6月末の端末在庫は113万台と、3月末から56万台の圧縮。小野 寺氏は「在庫水準はほぼ適正だと思っている」と語った。

一方、固定通信事業の赤字は前年同期から42億円縮小し、107億 円となった。光ファイバー契約の増加などが寄与した。

KDDI株の終値は、前日比7000円(1.4%)安の51万2000円。

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