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スイスのロシュ:業績予想を上方修正-コスト節減効果で

スイスの製薬大手ロシュ・ ホールディングは23日、米バイオ大手ジェネンテック買収による コスト節減効果を理由に、2009年と10年の業績見通しを上方修 正した。

同社が電子メールを通じて発表した文書によると、今年と来年 の一部項目を除く1株利益はスイス・フラン建てで2ケタの伸びに なる見通し。売り上げは業界平均を上回る見込みという。同社は2 月時点で今年の売上高の伸びを「1ケタ台半ば」、利益は08年並 み水準にとどまると予想していた。

3月にジェネンテック買収を完了したロシュは、買収によるコ スト節減効果が11年までに年間10億スイス・フランに達すると 見込んでいる。また、完全子会社によりジェネンテックが開発した 販売好調な抗がん剤「アバスチン」と「リツキサン」が利益の押し 上げに寄与するとみている。

同日発表した今年1-6月(上期)純利益は34億7000万ス イス・フランに減少した。医薬品販売が伸び、ジェネンテック少数 株主に対する支払いが減少したものの、同社買収に伴う資金調達コ ストの増加で相殺された。ブルームバーグがまとめたアナリスト7 人の予想中央値は47億8000万スイス・フランだった。

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