富士通:営業利益率5%達成、12年3月期目指す-業績目標

情報システム構築で国内最大手の富 士通は、連結での売上高営業利益率の5%達成を、あらためて2012年 3月期に目指すことを盛り込んだ次期中期業績目標を設定した。目標数 値は純利益1300億円、売上高5兆円、営業利益2500億円で、利益目標 は過去最高の水準。海外事業の強化や市況回復で達成を図る。

同社が23日に発表した。詳細は野副州旦社長が午後1時半からの 会見で説明する。同社は2007年に発表した現中期経営計画で、今期 (2010年3月期)での営業利益率5%の達成を掲げた。しかし、昨秋 以降の世界的な不況もあって断念。野副氏は4月末の決算発表で、夏場 をめどに次期中計をまとめる意向を示していた。

今期業績予想は売上高4兆8000億円、営業益800億円のため、利 益率は1.7%となる。半導体生産の一部を台湾TSMCに委託するなど リストラ策の効果で前期実績1.5%からは持ち直す見込みながら、08年 3月期までの4年間は3.4-3.8%で推移していた。

富士通の株価は、次期中期業績目標の内容が午後1時に公表された のを受けて一段高となり、前日比31円(5.9%)高の556円まで買われ た。午後1時18分現在は同19円(3.6%)高の544円。

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