米シティ:4-6月期利益42.8億ドル、証券部門譲渡が寄与(訂正)

米銀シティグループが17日 発表した4-6月(第2四半期)決算は、42億8000万ドルの黒 字となった。証券部門スミス・バーニーの経営権譲渡による利益な どが寄与したものの、融資の焦げ付き増で利益幅が圧縮され、アナ リスト予想を下回った。

第2四半期の利益は1株当たり49セント。前年同期は25億 ドル(1株当たり55セント)の赤字だった。スミス・バーニーの 持ち分売却による利益67億ドルを除いたベースでは、1株当たり 62セントの赤字。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリス ト12人の同ベースでの予想平均では同33セントの赤字が見込ま れていた。

消費者向けや商業ローンの延滞は増え続けており、ビクラム・ パンディット最高経営責任者(CEO)にとって、金融危機との闘 いは続いている。危機のあおりで同行は政府から450億ドルの資 本注入を受けるに至り、事業売却を進めてきた。

昨年はシティの収入の19%に相当する102億ドルを稼いだス ミス・バーニーは現在、モルガン・スタンレーが経営権を持つ合弁 事業となっている。

パンディットCEOが「シティコープ」部門の下に集めた継続 予定事業の利益は前年同期比11%減の30億6000万ドル。売却 または閉鎖予定の事業をまとめた「シティ・ホールディングス」の 利益はスミス・バーニー部門を含め13億6000万ドルだった。同 部門の譲渡益を除くと53億6000万ドルの赤字。

不良債権関連コストは75%増え122億ドル。クレジットカー ド・ローンの返済遅延は全債権の3%と、前年同期の2.1%から 率が上昇した。

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