ドレイファスの中国投信:米国の投資信託で最高のパフォーマンス

米国の投資信託で過去3年間に最 も高いパフォーマンスを上げている10本のうち、中国関連の投信が8 本を占めた。中でもヒュー・サイモン氏が運用する資産7億8800万ド ル(約740億円)の「ドレイファス・グレーター・チャイナ・ファン ド」が先頭を走る。

米投信調査会社モーニングスターによると、サイモン氏の同投信 は2006年7月21日以降、年平均23%のリターンを上げ、1万2000 本余りある米投資信託のすべての分類の中でも首位に立つ。同氏は北 京首創集団や百麗国際控股などに投資し、今年も年初から86%のリタ ーンを上げている。

サイモン氏は電話インタビューで「中国の回復が衰える印象はな い」と指摘。国内の消費者信頼感の向上が、低い政策金利や政府支出 ですでに恩恵を受けている経済にいずれ貢献すると見ている。

「健全な国内成長」

サイモン氏と同僚のニナ・ウ氏は昨年11月にファンド保有者にあ てた書簡で、投資家は中国の先行きに対して悲観的になり過ぎている と指摘し、09年の同国の経済成長を予測した。この中で両者は「健全 な中国の国内成長を注視し続ける考えだ」と説明した。

ドレイファスのウェブサイトによると、サイモン氏の投信の資産 配分は先月末時点で中国が57%、香港が27%、台湾が11%となって いる。

同投信の組み入れ銘柄上位の北京首創集団と遠洋地産控股は、と もに北京を拠点に国内で住宅開発を手掛けている。サイモン氏によれ ば、中国政府が住宅市場の回復を優先課題として取り組む中、北京首 創集団の株価は今年ほぼ3倍になり、遠洋地産は倍以上に値上がりし ている。

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