チャイナルコ:西豪州での新規採鉱事業で予備交渉-投資機会狙う

中国国有のアルミニウムメーカー、 チャイナルコは、オーストラリアのウエスタンオーストラリア州での 新規の採鉱プロジェクトへの投資に向け予備交渉を行った。同社が提 示した英豪系リオ・ティントへの195億ドル(約1兆8500億円)規模 の出資案は先月、拒否された。

チャイナルコの熊維平会長は23日、北京での会議で、同社がウエ スタンオーストラリア州で金属の試掘活動を実施する予定で、単独か 合弁での投資機会を探っていることを明らかにし、「まだ交渉の初期段 階にある」と語った。

世界最大の金属消費国である中国で原材料需要が急増するなか、 熊会長は国外での投資を目指している。同会長は22日、ウエスタンオ ーストラリア州のバーネット知事と会談した。中国が、リオの幹部社 員4人の身柄を同国の国家機密を盗んだ疑いで拘束したことから、豪 州との間で緊張が高まっている。

オード・ミネット(メルボルン)の資源アナリスト、ピーター・ アーデン氏は「中国の商品需要は旺盛で、リオへの出資提案は拒否さ れた。だからといって中国がすぐにどこか他の投資先を探そうとする わけではない」と指摘。「中国は依然、豪州で生産することを望んでい る」との見方を示した。

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