ブラジル中銀:政策金利を8.75%に引き下げ-利下げ幅縮小

ブラジル中央銀行は22日の金融 政策委員会で政策金利を0.5ポイント引き下げ、過去最低の8.75% に設定した。今年に入って4回の利下げ効果でブラジル経済がリセッ ション(景気後退)局面から脱却し始めた兆しを受け、利下げのペー スを落とした。

ブルームバーグがエコノミスト50人を対象に実施した調査では、 49人が0.5ポイントの政策金利引き下げを予想していた。年初からの 過去4回の金融政策委員会では毎回少なくとも1ポイントの利下げが 実施されていた。

ブラジルは過去最低の借り入れコストや減税、財政出動拡大に後 押しされた国内需要を追い風に、5年ぶりとなるリセッションから立 ち直りつつある。経済協力開発機構(OECD)の14日の報告書に よると、来年の経済成長率は4%に達する見通しだ。

ルービニ・グローバル・エコノミクスのイタロ・ロンバーディ氏 は電話インタビューで「ブラジル経済が好転しつつあることが十分に 裏付けられているため、ブラジル中銀は大幅な利下げを実施して2010 年に利上げを余儀なくされる状況を望んでいない」と指摘。「今回で 利下げが打ち止めでないとしても、金融緩和局面の終わりは非常に近 い」と述べた。

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