7月22日の米国マーケットサマリー:株下落、原油は6日ぶりの下げ

ニューヨークの為替・株式・ 債券・商品相場は次の通り。(表はNY午後4時現在)

為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.4215 1.4226 ドル/円 93.54 93.74 ユーロ/円 132.96 133.36

株 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率 ダウ工業株30種 8,881.26 -34.68 -.4% S&P500種 954.06 -.52 -.1% ナスダック総合指数 1,926.38 +10.18 +.5%

債券 直近利回り 前営業日比 米国債2年物 .94% +.02 米国債10年物 3.54% +.06 米国債30年物 4.44% +.05

商品 (中心限月) 終値 前営業日比 変化率 COMEX金 (ドル/オンス) 953.30 +6.40 +.68% 原油先物 (ドル/バレル) 65.40 -.21 -.32%

◎外国為替市場

ニューヨーク外国為替市場ではドルが対ユーロで7週間ぶりの安 値近辺にとどまった。世界的に株価が上昇したため、基軸通貨として 比較的安全な地位にあるドルの需要が弱まった。

円とドルは、南アフリカ・ランドやメキシコ・ペソなど高金利通 貨に対して下落した。アップルやスターバックスなどの決算が予想を 上回り、S&P500種株価指数は3日続伸。

ウェルズ・ファーゴの通貨戦略責任者、ニック・ベネンブローク 氏(ニューヨーク在勤)は「主要10カ国(G10)の通貨がやや軟調 に推移する中、新興市場国や資源国の通貨の一部が堅調になってい る」と述べた。

ニューヨーク時間午後1時42分現在、ドルはユーロに対して1 ユーロ=1.4236ドルと、前日(1.4226ドル)からほぼ変わらず。 円は対ユーロで1ユーロ=133円24銭(前日は133円36銭)。対 ドルでの円は1ドル=93円69銭(同93円60銭)だった。

◎米国株式市場

米株式相場は下落。S&P500種株価指数が8カ月ぶり高値から 下げた。原油価格の下落が嫌気されてエネルギー株が売られたほか、 米銀ウェルズ・ファーゴの不良債権の増加が明らかになると、銀行株 は値下がりした。

石油のエクソンモービルやコノコフィリップスは下落。ニュー ヨークの原油相場が6営業日ぶりに下落した。米エネルギー省の発 表した原油在庫が予想ほど減少しなかったのが影響した。

ウェルズ・ファーゴは下落。ナスダック総合指数は11営業日続 伸。1996年以降では最長の連続高。世界最大のコーヒー店チェー ン、スターバックスが上場来で最大の値上がりを記録し、コンピュ ーターのアップルは予想以上の好決算を手掛かりに買いが膨らんだ。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株 価指数は前日比0.1%安の954.07。ダウ工業株30種平均は同

34.68ドル(0.4%)下落の8881.26ドルで終了した。ナスダッ ク総合指数は0.5%高の1926.38だった。

レラティブ・バリュー・パートナーズのモーリー・ファーティ グ最高投資責任者(CIO)は、「市場参加者は、相場がかなり上 昇したが、材料をみるとそれほど楽観的な内容ではないという現実 を認識しようとしている。不透明感が依然として存在している。こ の先さらに上昇するには、一段の強材料が必要だ」と述べた。

◎米国債市場

米国債相場は下落し、30年債は3営業日ぶり反落となった。米 連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は22日、上院銀行 委員会で証言し、「失業率が最も差し迫った問題」だとの認識を示し たが、市場の関心は来週実施される4回の入札に移っている。

30年債は前日、約2カ月ぶりの大幅上昇となっていた。バーナ ンキ議長が「インフレ圧力は限定されている」として、この先も「長 期間にわたり」政策金利をゼロ近辺に維持できる余地があると述べた ことに反応。米財務省は23日に来週の入札規模を発表する。過去2 週間は入札を休止していた。

モルガン・スタンレーの米金利ストラテジー責任者、ジェーム ズ・キャロン氏(ニューヨーク在勤)は「国債相場は前日に大幅上昇 したため、イールドカーブのスティープ化を加速する取引が手控えら れた」と指摘。「来週の入札を控え依然として懸念が残り、インフレ 期待もスティープ化のバイアスにつながる」と述べた。

BGキャンター・マーケット・データによると、ニューヨーク時 間午後2時17分現在、30年債利回りは前日比6ベーシスポイント (bp、1bp=0.01ポイント)上昇の4.45%。30年債(表面利率 4.25%、2039年5月償還)価格は30/32安の96 23/32。前日 は1 31/32高と、5月29日以来の大幅上昇を記録した。

◎金先物市場

ニューヨーク金先物相場は反発。ドルの下落を背景に価値保存手 段としての金への需要が戻り、過去4営業日で3日目の上昇となった。

主要6通貨のバスケットに対するICEのドル指数は一時0.5% 下げた。バーナンキ議長が21日、米下院金融委員会での半期金融政 策報告で「長期間にわたり相当緩和的な金融政策を継続する」と発言 したことが背景。金は先週、ドルの軟調に伴い2.7%上昇した。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズのヘッドディ ーラー、フランク・マギー氏(シカゴ在勤)は「ドルが再び大幅に下 げ始めれば、金はこれにすぐに反応するだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物8月限は前日比6.40ドル(0.7%)高の1オンス=953.30ドル で取引を終了した。年初来では7.8%上昇している。

◎原油先物市場

ニューヨーク原油相場は6営業日ぶり反落。米エネルギー省が発 表した週間統計で、原油在庫が市場予想ほど減少しなかったことが材 料視された。

同統計によると、先週の原油在庫は180万バレル減少し3億 4270万バレル。ブルームバーグ・ニュースが実施した調査の予想中 央値は210万バレルの減少だった。今回の統計で、原油在庫は同期間 の過去5年間平均を7.3%上回っていることが示された。

MFCグローバル・インベストメント・マネジメントのマネジン グディレクター、チップ・ホッジ氏は「依然として原油は供給過多だ。 景気回復の兆しが表れるまで原油価格の見通しは明るくない」と述べ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前日 比0.21ドル(0.3%)安の1バレル=65.40ドルで終了した。年 初来では47%値上がりしている。

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