全日空:6月の旅客数は国際・国内線とも大幅減-7月は下落率縮小へ

全日本空輸は6月の旅客数が、景 気低迷や豚インフルエンザなどの影響で、国際・国内線とも大幅減とな った。一方、7月はいずれの減少率も縮小するとみている。

全日空は22日、6月の旅客輸送実績で、国際線が前年同月比 20%減の27万7790人、国内線は同16%減の288万5468人になった と発表した。国際線では過去に、米同時多発テロ後の2001年11月 (同42%減)、中国で発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)の 影響を受けた03年5月(同42%減)などの大幅下落があった。

全日空の長瀬眞副社長は定例会見で「昨年度からの景気低迷の影 響でビジネス客の需要が低迷している」と述べたほか、豚インフルエン ザの影響がこれまでの累計で、国際線が22万人、国内線は15万人に 達しているとの見方を示した。

7月の旅客輸送については、豚インフルエンザの影響が収束しつ つあることや、夏の繁忙期に向けた需要喚起策が順調なことから大幅に 回復し、国際・国内線とも同7%減にとどまると見込んでいる。

一方、公募増資などによる調達総額が手取り概算で1417億円と、 目標の1500億円に達しなかったことについて、伊東信一郎社長は会見 で「計画していた設備投資資金と財務基盤確立の目的は達せられている と思う」と述べ、問題ないとの認識を示した。

--取材協力:クリス・クーパー Editor:Hideki Asai、Tetsuki Murotani

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