フロントラインなどタンカー企業:4-6月は赤字か-JPモルガン

米JPモルガン・チェースは、原 油や石油製品を運搬する最大級の船舶の一部を保有するティーケイや フロントライン、オーバーシーズ・シップホールディング・グループ が4-6月(第2四半期)に赤字を計上するとの見通しを示した。世 界の景気低迷で石油輸送需要が減退していることを理由として挙げた。

JPモルガンのアナリスト、ジョナサン・チャペル氏(ニューヨ ーク在勤)は、21日の投資家向け文書で「世界の需要環境の軟調さが、 少なくとも夏季を通じてタンカーレートに下押し圧力を加えると引き 続き見込んでいる」としている。

チャペル氏は、世界最大のタンカー保有企業ティーケイの4-6 月の損失は1株当たり76セントと、従来予想の59セントから増加す るとみている。他のタンカー保有企業の赤字幅の見通しは上方修正し た。オーバーシーズ・シップホールディングの損失見通しは1株当た り82セントから72セントに、フロントラインについては同16セント から8セントに引き上げた。

チャペル氏は、世界の石油需要は今年、日量210万バレル減少す ると予想。船舶供給は9.9%増加し、「貨物が非常に少量である一方、 船舶が極めて多い」市場環境は悪化するとの見通しを示した。

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