傷心のトム・ワトソン選手、イラク駐留兵からのメッセージが癒す

プロゴルフのトム・ワトソン選手 は、全英オープンでスチュワート・シンク選手に敗れた心の痛みが、 かつてのイラク訪問の際に出会った駐留米兵から届けられたメッセー ジで癒されたと語った。

ワトソン選手は19日、スコットランドのターンベリーで行われ た全英オープンの18番ホールで約2.4メートルのパーパットを外した。 入っていれば、史上タイの6度目の全英優勝となるところだった。そ の後の4ホールのプレーオフはシンク選手が制し、59歳のワトソン選 手は最年長のメジャーチャンピオンにはなれなかった。

ワトソン選手は敗れたことに動揺していることを認めたものの、 特に、数年前に他のゴルファーとともに慰問した米兵たちから激励の メッセージを受けてからは、くよくよ悩まないようにしていると話し た。

同選手は21日、2日後にイングランドのサニングデールで始まる 全英シニアオープンを前に会見した。「多くの人が私に連絡し、こう言 うんだ。おめでとう。ところで、首の高さまであるようなバンカーに つかまっても、1.2メートルの距離を残しても、いいかい、それは試 合にすぎないんだって」。

特に一つのメッセージが際立っていた。「ペトリーと名乗る若い男 性からメッセージをもらった。リロイ・ペトリーという議会名誉勲章 の候補になっている人だ。手りゅう弾を投げようとして手の中で爆発 し、多くの命を救った」。

ワトソン選手の長年の友人でありライバルでもあるジャック・ニ クラウス選手も激励した一人だ。「ジャックは19日に電話をくれ、『座 ってゴルフトーナメントの18ホールすべてを見たのは、これが初めて だった』と話した。自分だったら18番ホールをあんなにうまくプレー できなかったと言ってくれた。それが私の気持ちを少し落ち着かせて くれた。良い友人だ」。

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