米AMD4-6月:純損益は3.3億ドルの赤字-株価下落

米パソコン(PC)用プロセッサ ーメーカー世界2位のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD) が21日発表した2009年4-6月(第2四半期)決算は、純損益が3 億3000万ドルの赤字となった。3四半期連続の減収が響いた。米株式 市場の時間外取引で、株価は一時14%安を付けた。

AMDの発表資料によれば、純損益は1株当たり49セントの赤字。 前年同期は12億ドル(1株当たり1.97ドル)の赤字だった。売上高 は前年同期比13%減の11億8000万ドル。

米インテルやテキサス・インスツルメンツ(TI)など半導体メー カーが予想を上回る決算を発表したものの、世界的なリセッション(景 気後退)がPC需要の伸びを抑制し、半導体業界の売上高は引き続き昨 年を下回る水準にとどまっている。

AMDは、06年のATIテクノロジーズ買収に伴い債務が膨み、 インテル製の新型半導体に市場を奪われた後、財務改善に取り組んでい る。AMDは7-9月(第3四半期)売上高が「若干増加する」との 見通しを示した。

カリヨン・セキュリティーズUSAのアナリスト、スリニ・パッ ジュリ氏は「インテルの決算発表の後、市場は興奮状態にあったが、 現実に立ち戻りつつある」と指摘した。

AMDの株価は時間外取引で12%安の3.59ドル。一時3.51ドル まで下げた。通常取引終値は9セント安の4.08ドルだった。年初来で は89%上げている。

ウェドブッシュ・モーガン・セキュリティーズのアナリスト、パト リック・ワン氏は「われわれはAMDが製品計画を履行することを望む。 再び競争力をつけるのを確認する必要がある」とした上で、「財務面は 泥沼の状態だ。いまだに赤字が続いている」と述べた。

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