米シティグループの政府保証のない社債が上昇-金融債への需要堅調

【記者:John Detrixhe 、 Bryan Keogh】

7月21日(ブルームバーグ):米銀シティグループが20日起債し た政府保証のないドル建て債の価格が21日、3.4%上昇した。米連邦 預金保険公社(FDIC)の保証がない同社のドル建て債としては、 約1年ぶりの大型起債だった。

米金融取引業規制機構(FINRA)の債券価格報告サービス、 トレースによると、ニューヨーク時間21日午後4時23分(日本時間 22日午前5時23分)現在、シティの30年物社債(発行額25億ドル、 表面利率8.125%)は額面1ドル当たり3.3セント上昇し101.3セント。 利回りは8.01%で、同年限の米国債に対する上乗せ幅(スプレッド) は3.62ポイント。

シティの20日の起債は、債券スプレッドが縮小し金融債への投資 需要が好調なタイミングをとらえたものだ。メリルリンチの指数によ ると、銀行が発行する社債の今月のリターンは2.86%と、事業会社が 発行した社債のリターン(2.07%)を上回っている。

バンク・オブ・アメリカのストラテジストらは20日付のリポート で、最近の社債相場の上昇から「金融債スプレッドが最も恩恵を受け ているようだ」と指摘した。

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