米CFTC:投機家による小麦取引、持ち高制限の免除規定を廃止も

米規制当局は21日、先物の持ち高 制限に関する免除規定を廃止することにより、小麦相場の投機を抑制 する可能性があることを明らかにした。小麦相場は昨年高騰し、過去 最高値に達した。

米商品先物取引委員会(CFTC)のゲーリー・ゲンスラー委員 長は上院調査小委員会の公聴会で、CFTCは、指数に連動して投資 するトレーダーらが制限を超えてポジションを保有することを容認す る免除規定の段階的廃止について「非常に綿密に検討している」と述 べた。同委員長によると、CFTCは、農家にとってリスク管理が困 難になる要因となった現物と先物との価格差を縮小したいと考えてい る。

同小委員会は6月、小麦相場が昨年、指数に連動する投資家によ り押し上げられたとする調査結果を発表。ファンドがシカゴ商品取引 所(CBOT)の先物を常時6500枚以上保有することを容認する免除 規定の廃止を呼び掛けた。これにより、農業関係者以外の買い手の影 響を軽減し投機を抑制できる可能性があると指摘した。ゲンスラー委 員長は今月、CFTCが原油やガスの投機家らの持ち高の制限につい ても検討していることを明らかにした。

オーストラリアとカナダでの悪天候で生産が減少するなか、シカ ゴの小麦相場は昨年、2カ月間で48%高騰し、2月27日に最高値の1 ブッシェル当たり13.495ドルに達した。

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