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GEキャピタル債の投資判断引き下げ、引当金「不十分」-バークレイズ

バークレイズ・キャピタル は21日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の金融部門GEキ ャピタル社債の投資判断を従来の「マーケット・ウエート」から 「アンダーウエート」に引き下げた。その理由として同社の貸倒引 当金66億ドル(約6200億円)が、米JPモルガン・チェースや シティグループなど大手銀行と比べ「不十分」だと指摘した。

バークレイズのアナリスト、ジョナサン・グリオナ氏(ニュー ヨーク在勤)らは21日付のリポートで、GEキャピタルのローン の質の悪化ペースが貸倒引当金の伸びを上回っていると分析。さら に、同社の貸倒引当金が貸出債権に占める割合は1.8%と、金融 業界で最低水準としている。

グリオナ氏はリポートで、「景気が悪化し、将来の損失見通し が拡大するなかで、貸倒引当金はここ1年間に増えた」としながら も、「増え方は十分でないと考えられる。貸倒引当金は他の大手銀 行と比べて不十分だ」と説明した。

米金融取引業規制機構(FINRA)の債券価格報告サービス、 トレースによると、GEキャピタル債40億ドル(表面利率

5.625%、2018年償還)の価格は、ニューヨーク時間午後4時 35分(日本時間22日午前5時35分)現在、額面1ドル当たり

0.9%上昇して97.3セント。利回りは6.03%。

同社は17日、貸倒引当金を昨年末時点の53億ドルから引き 上げたと発表していた。現在の引当金66億ドルの内訳は商業向け が25億ドル、個人向けが41億ドル。

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