米トウモロコシ先物:7カ月ぶり安値、生育進展観測で-大豆も下落

シカゴ商品取引所(CBOT)で は21日、トウモロコシ相場が7カ月ぶりの安値まで下げ、大豆相場も 過去2週間で最大の下落率を示した。米中西部の気温低下と降雨の影 響で穀物の生育が進み、イールド(単収)が増加するとの見方が強ま った。

米農務省が発表した週間の作況では、好調を示す割合が2004年以 来の高水準となった。同年のトウモロコシのイールドは1エーカー当 たり平均160.4ブッシェルと過去最高水準に達し、大豆は42.2ブッシ ェルだった。米政府のデータによると、向こう5日間に最大2.6イン チ(66ミリ)の降雨が予想されるため、作況は上向くとみられている。

カントリー・ヘッジング(ミネソタ州)のマネジャー、フィリス・ ナイストロム氏は「気温が低めのため一部の地域で乾燥気候の影響に よる生育へのストレスが抑制されており、作況は非常に好調だ」と指 摘。「さらなる降雨が予想され穀物の生育を脅かす気象面の要因がない ため、相場は下落するだろう」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限は、前日比11.75セント (3.5%)安の1ブッシェル当たり3.22ドル。一時は3.205ドルと、 中心限月としては昨年12月8日以来の安値まで下げた。大豆先物相場 11月限は18セント(2%)安の同9.05ドルと、7日以降で最大の下 落率を示した。

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