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バーナンキFRB議長は再任に値する-ブルームバーグ調査

大恐慌以来最悪の金融危機に対処 するバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長を世界の投資家 が高く評価し、世界経済が回復に向かうとの楽観的な見通しのなかで 再任を圧倒的に支持していることが、ブルームバーグ・ニュースがまと めた四半期調査で分かった。

調査によれば、世界経済は安定しているか改善しているとの回答 者は全体の61%に上り、ほぼ75%がバーナンキ議長の手腕に好意的で、 来年1月に任期切れを迎える同議長は再任に値すると答えた。FRB 議長の任期は4年。

回答者の1人、ユーロ・アセット・マネジメント(香港)のファ ンドマネジャー、ウォレス・リン氏はバーナンキ議長について、「世界 の中銀総裁のなかで恐らく最高だろう」と述べた。調査参加者は同議 長を、トリシェ欧州中央銀行(ECB)含む世界各国・地域の中銀総 裁よりも高く評価した。

投資家から高い信頼を得た事実は、FRBが金融機関救済で権限 を逸脱したとの批判を米議会から受けるなかでバーナンキ議長の立場 を強めるものだ。また、再任の可能性も高まる。オバマ米大統領は同 議長の手腕を称賛する一方、再任を望んでいるかは明らかにしていな い。

調査に参加したリーバウ・アセット・マネジメントのジャック・ リーバウ社長は、バーナンキ議長が「再任されなければ、株式市場や 経済に非常に深刻な影響を及ぼす可能性がある」と指摘した。

大きな脅威はリセッション

6大陸の投資家やアナリストらを対象に今月14-17日に実施した 同調査によれば、向こう2年の米経済にとっての大きな脅威は物価上 昇よりもリセッション(景気後退)だとの回答が多かった。より大き なリスクとしてリセッションを挙げたのは61%、インフレは37%だっ た。対象者はブルームバーグの端末契約者から1076人を無作為に選ん だ。

他の中銀総裁と比較してもバーナンキ議長への支持率は高かった。 トリシェECB総裁は54%、イングランド銀行のキング総裁は50%、 中国人民銀行の周小川総裁は42%だったほか、バーナンキ議長は、他 の中銀総裁らが拠点とする地域でも高い評価を得た。

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