欧州債:上昇、米CIT破たん懸念とFRB議長の緩和継続発言で

欧州債市場ではドイツ国債相場が 上昇。米商業金融のCITグループが早ければ来月にも破産法に基づ く会社更生手続きの適用を申請する可能性があるとの見解を示したほ か、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、長期にわた り緩和的な金融政策を継続する意向を表明したことが材料となった。

独10年債利回りは1カ月ぶり高水準から下げに転じた。CITが 「現在の手元資金」では8月17日に期限を迎える債券償還を実施する のに足りないとの見解を示した。

バーナンキ議長はこの日、米下院金融委員会での半期金融政策報 告で、「現実的な景気後退や抑制されたインフレ圧力を考慮し、金融 政策の中心は引き続き景気回復の促進になる」と語った。

カリヨンの債券ストラテジスト、オーランド・グリーン氏(ロン ドン在勤)は「リスク回避は決して遠ざかることはない。CITの例 にあるように、ちょっとしたことで物事は悪くなるものだ」と語った。

ロンドン時間午後6時4分現在、10年債利回りは前日比5ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01)下げ3.37%。同国債(表面利率

3.5%、2019年7月償還)は0.32ポイント上げ101.00。2年債利回り は3bp低下し1.24%となった。

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