欧州株:ダウ欧州600は続伸、11月以来の高値-企業決算を好感

欧州株式市場では、ダウ欧州 600指数が7営業日連続で上昇し、2007年8月以来で最長の上げと なった。キャタピラーやコカ・コーラ、コネなどの欧米企業がこの日 発表した四半期利益がアナリスト予想を上回ったことが材料となった。

英小売りのウィリアム・モリソン・スーパーマーケッツは利益が予 想を上回るとの見通しを示したことが好感され、買われた。ドイツの化 学品メーカー、BASFは2.3%上昇。同業の米デュポンの利益が予 想を上回ったことがきっかけ。フィンランドのエレベーターメーカー、 コネは3週間で最大の値上がり。

欧州ダウ600指数は前日比0.8%高の215.02と、昨年11月 10日以来の高値で引けた。同指数を構成する19産業グループのう ち金融銘柄を除く18グループが上昇した。同指数は10日以降では 9%上げている。

KBLリシュリュー・ゲション(パリ)の証券アナリスト、シク ン・ダン氏は「米国と欧州の企業決算はこれまでのところ極めて良好 だ」と述べ、キャタピラー決算は「極めて良く、株式相場の上昇要因 だった。キャタピラーはマクロ経済の活動を測る良い目安だ」と付け 加えた。

建設機器メーカー世界最大手の米キャタピラーがこの日発表し た4-6月(第2四半期)決算は、純利益が3億7100万ドルとなっ た。政府の景気対策や信用市場の改善が需要の安定化に寄与した。

21日の西欧市場では、18カ国中15市場で主要株価指数が上昇。 ダウ・ユーロ50種株価指数は前日比0.8%高、ダウ・欧州50種株 価指数は0.6%上げた。

コネ、ノキア

コネは5.1%上げた。同社の4-6月期の営業利益は1億4630 万ユーロと、野村ホールディングスの予想値である1億3280万ユー ロを上回った。

フィンランドの携帯電話メーカー、ノキアは2.5%下落した。モ ルガン・スタンレーが競争激化を理由に、同銘柄の投資判断を「オー バーウエート」から「アンダーウエート」に引き下げたことが嫌気さ れた。

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