米デュポン4-6月:61%減益-市場予想ほど落ち込まず(Update1)

米化学3位のデュポンが21日発表 した2009年4-6月(第2四半期)決算は、純利益が前年同期比61% 減となったものの、アナリスト予想は上回った。人員削減や遺伝子組 み換え(GM)種子の販売増が寄与した。

発表資料によれば、一部項目を除いた1株利益は61セントと、ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト15人の予想平均値(53 セント)を上回った。純利益は4億1700万ドル(1株当たり46セン ト)と、前年同期の10億8000万ドル(同1.18ドル)から減少。同社 はまた、通期の利益予想は据え置いた。

売上高は22%減の68億6000万ドル。販売量の減少が主な要因。 農業部門の利益は、トウモロコシや大豆の販売が回復したことから 15%増えた。

エレン・クルマン最高経営責任者(CEO)は資料で、「農業・栄 養部門の業績が力強かったほか、他の部門もすべて前向きな内容であ り、長引く世界的リセッション(景気後退)の影響を考えると第2四 半期は堅調だったといえる」とした上で、「全社にわたる生産性向上や コスト削減への取り組みが功を奏し始めている」と説明した。

通期利益は、一部項目を除いたベースで1株当たり1.70-2.10 ドルと、4月21日の予想をあらためて示した。ブルームバーグがまと めたアナリスト16人の予想平均値では、同1.70ドルと見込まれてい る。

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