英中銀総裁、保守党のFSA廃止案を支持-影の財務相オズボーン議員

【記者:Gonzalo Vina and Francine Lacqua】

7月20日(ブルームバーグ):英野党第1党、保守党の「影の財務 相」を務めるジョージ・オズボーン下院議員は20日、同党が提唱する 英金融サービス機構(FSA)廃止案について、イングランド銀行(英 中央銀行)のキング総裁によって議論され、支持されていると語った。

オズボーン下院議員はブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューで、労働党が野党だった当時、現在のブラウン首相がそうしたよ うに「影の財務相として中銀総裁と対話を行っているが、それは非公 開を前提としたものだ」と説明した。キング総裁は、イングランド銀 ないし他の中銀が、金融安定に対するマクロ健全性リスクに対処する 手段を持つべきだと公式に主張している。

保守党のキャメロン党首とオズボーン議員は、イングランド銀の 権限を強化し、消費者保護を担当する新たな機関を創設する米国型の 金融規制改革案を提唱しており、実現すれば、英国では過去約10年で 最も抜本的な金融監督制度改革となる。

保守党は来年6月までに実施される次回総選挙で勝利した場合、 FSAを廃止し、「大き過ぎてつぶせない」金融機関の一元的な監督 権限をイングランド銀に与える方針。労働党政権の発足当初財務相だ ったブラウン首相は1997年、イングランド銀の監督権限をはく奪し、 FSAと財務省、中銀の3者で分割した。キャメロン保守党党首は、 これを行ったブラウン首相に金融危機の責任があると主張したい考え だ。

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To contact the editor responsible for this story: James Hertling in Paris at jhertling@bloomberg.net

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