米シタデル:欧州で証券取引所投資へ-米国の成功体験を生かせるか

ケネス・グリフィン氏が設立した 120億ドル(約1兆1300億円)規模の米ヘッジファンド会社シタデル・ インベストメント・グループは、米証券取引所投資での成功体験を欧 州でも生かしたい考えだ。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、オンライン版)は21日、 シタデルの幹部、マッテオ・カッシーナ氏の話を基に、同社が5カ月 前に取引開始したロンドンを拠点とする電子取引市場、エクイダクト の株式過半数を取得すると報じた。シカゴに本社を置くシタデルの広 報担当のケイティ・スプリング氏に対し営業時間外に取材を試みたが、 今のところコメントは得られていない。

シタデルは、昨年ナスダックOMXグループが買収したフィラデ ルフィア証券取引所に2005年に投資していたことで、1億2250万ド ルの収益を上げた。また、現在は米株式市場3位ダイレクト・エッジ・ ホールディングスの株式を引き続き保有しており、同社と競合するナ スダックやNYSEユーロネクストの上位ライバル2社は、競争力維 持のため取引手数料の値下げを強いられている。

シタデルは株式やエネルギー、天候先物などあらゆる商品を取引 している。また、株式や株式オプションの値付け業務も行い、わずか な価格差を利用した頻繁な売買で利益を上げるため低コストの市場を 利用している。

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