ジャフコ株がストップ高、IPOや新興市場が堅調-業績改善期待

ベンチャーキャピタル最大手のジ ャフコの株価が一時、前日比400円(15%)高の3100円と、値幅制限 いっぱいのストップ高を付けた。IPO(新規上場)や国内新興3市場 の底堅さから、将来の収益改善を期待した買いが増えている。

いちよし経済研究所の三並正則アナリストは、「第1四半期(4- 6月)はIPOが少なく、ジャフコの業績は悪化が見込まれるものの、 これは株価に織り込み済み。むしろ足元でIPOが活発化してきたこと で、今後の業績期待が高まっている」と話す。

先週末に東証マザーズにIPOしたクックパッドは、上場2日目の 21日、公開価格の2倍に当たる1万9100円の初値を付けた。いちよ し経済研究所の調べでは、これで今年上場した10社のうち、7社の初 値が公開価格を上回った。上場後も、大幸薬品やテラなどが初値の数倍 まで買われるなど、堅調に推移する銘柄は多い。

7月に入って新興3市場は一段と底堅くなっている。先週末時点で TOPIXは6月末比5.5%安だが、ジャスダック指数は0.9%安、東 証マザーズ指数は2%安と、相対的にパフォーマンスが良好だ。ジャス ダック指数は3月末に比べ、17%高い水準にある。

ジャフコは、23日に第1四半期業績の発表を予定している。野村 証券の大原一真アナリストは、「4-6月は新興相場が強かったため、 営業投資有価投資の評価損が少なくなっている可能性がある」との見方 を示していた。

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