今世紀最長の皆既日食、22日に迫る-中国、インドの観光業に潤い

一部地域で6分39秒続く今世紀最 長の皆既日食は、インドや中国で22日に観察が可能となり、上海など の都市が日中、暗闇に覆われる。

米航空宇宙局(NASA)によると、上海では現地時間22日午前 9時39分(日本時間同10時39分)ごろから5分間にわたり観測され る。

この天体ショーを観察するためオーストラリア南東部オルベリー から中国東部・杭州市を訪れた元エンジニアのデービッド・サーリー さん(62)は「非常に美しく、本当にうっとりさせられる。太陽系の 仕組みを教えてくれるデモンストレーションを多くの人が観察でき る」と語った。サーリーさんはこれまでにも、オーストラリアとリビ アで日食を観察した経験があるという。

22日の日食は、世界的なリセッション(景気後退)や豚インフル エンザ(新型インフルエンザ)の影響で訪問客が減少した中国とイン ドの観光業に恩恵をもたらしている。中国最長の高層ビル「上海環球 金融中心(SWFC)」の91階にある「パークハイアット・ホテル」 では、2830元(約3万8900円)の日食観察一泊セット(シャンパン付 き朝食2人分込み)が完売したという。

観光当局によると、中国の今年1-5月の訪問客は前年同期比

4.8%減、インドの1-6月は同9.2%だった。

日食を見るためロンドンから14歳の息子と杭州を訪れたドン・ラ ンキンさん(47)は、日食は「とても魅力的で純粋に美しい。見るた びに次回が待ち遠しくなる」と話していた。ランキンさんは9カ月前 に中国旅行の計画を開始。日食の観察は4回目だという。

--John Liu, Jay Shankar, Irene Shen, Richard Dobson, Luo Jun. Editors: Paul Tighe, Michael Heath

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: John Liu in Shanghai at +86-21-6104-7024 or jliu42@bloomberg.net; Jay Shankar in Bangalore at +91-80-3057-0937 or Jshankar1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Paul Tighe at +61-2-9777-8626 or ptighe@bloomberg.net

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