米TIの4-6月:56%減益、景気悪化の影響で-株価下落

米半導体メーカー2位のテキサ ス・インスツルメンツ(TI)が20日発表した2009年4-6月(第 2四半期)決算は、前年同期比で56%減益となった。世界的なリセッ ション(景気後退)で半導体需要が打撃を受けた。

純利益は2億6000万ドル(1株当たり20セント)と、前年同期 の5億8800万ドル(同44セント)から減少したが、1株利益はブル ームバーグがまとめたアナリスト予想平均(19セント)を上回った。 売上高は前年同期比27%減の24億6000万ドル。アナリスト予想は 24億2000万ドルだった。

TIの株価は、電子製品の需要が落ち込んだ後、受注が持ち直し つつあるとの楽観的見方を背景に、年初来で52%上昇している。ケビ ン・マーチ最高財務責任者(CFO)はこの日、多機能携帯端末(ス マートフォン)やテレビ、ゲーム機、ノート型パソコン向け半導体需 要は改善したものの、世界経済はなお低調だとの認識を示した。

ブロードポイント・アムテックのアナリスト、ダグ・フリードマ ン氏(サンフランシスコ在勤)は「TIの売上高を伸ばせるかどうか の力量について懸念する向きが依然多い」と指摘した。

7-9月(第3四半期)についてTIは、1株利益が29-39セ ント、売上高は25億-28億ドルになるとの見通しを示した。アナリ スト予想平均では1株利益が28セント、売上高は25億3000万ドル が見込まれていた。

TIの株価は時間外取引で一時、37セント安の23.24ドルとな った。通常取引終値は23.61ドル。

マーチCFOは「世界経済はあらゆる兆しから判断して、依然と して低調だ」と語り、「現時点で在庫の減少ペースはかなりスローダ ウンしている」と述べた。

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