米レッグ・メイソン4-6月:07年以来の黒字-ファンドの成績改善

米資産運用大手レッグ・メイソン が20日発表した2009年4-6月(第1四半期)決算は、07年10- 12月(第3四半期)以来の黒字となった。ファンドのリターン改善と、 マネーマーケットファンド(MMF)で損失を計上しなくなったことが 要因。

同社の発表資料によれば、純損益は5010万ドル(1株当たり35 セント)の黒字と、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト 12人の予想(22セントの黒字)を上回った。前年同期は3610万ドル (同26セント)の赤字だった。米株式市場の時間外取引で、株価は

6.7%高を付けている。

市場の好転と、ビル・ミラー氏が運用する「レッグ・メイソン・バ リュー・トラスト」などのファンドのリターンが改善した結果、投資家 の解約額は303億ドルと、昨年7-9月(第2四半期)以降で最も少 額にとどまった。5月と6月は資金純増。MMFへの資金注入が響き5 四半期連続で赤字を計上したレッグ・メイソンは、3月にMMFの最後 の不良資産を売却した。

スタイフェル・ニコラウスのアナリスト、ジェフリー・ホプソン氏 はインタビューでレッグ・メイソンについて、「正しい方向にあると信 じる根拠がある」と指摘した。

レッグ・メイソンの株式ファンドでの4-6月期解約額は60億ド ルと、前四半期の90億ドルから減少。債券ファンドは4-6月期に 220億ドルの純減、MMFは償還で20億ドル減った。

総収入は42%減

総収入は前年同期比42%減の6億1310万ドルと、アナリスト予 想と一致した。営業経費は33%減の5億5480万ドル。

レッグ・メイソンの株価は20日の米株式市場の時間外取引で、ニ ューヨーク時間午後5時31分(日本時間21日午前6時31分)現在、

26.60ドル。通常取引終値は24.94ドル。年初来では14%上げている。 決算は通常取引終了後に公表された。

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