欧州株(20日):ダウ欧州600指数、6日続伸-BHPなど鉱山株高い

欧州株式相場は上昇。ダウ欧州 600指数は3月以降で最長となる6営業日連騰を記録した。戦後初の世 界的なリセッション(景気後退)が和らぎつつあるとの観測が広がっ た。

銅相場の上昇を背景に、オーストラリアの鉱山会社、BHPビリ トンは3.4%高。亜鉛生産で欧州2位、スウェーデンのボリデンは 14%の大幅高。英銀ロイズ・バンキング・グループは、同行の1-6 月(上期)決算が黒字となるとの新聞報道をきっかけに買われた。

ダウ欧州600指数は前週末比1.2%高の213.22で終了。先週の同 指数は6.8%上昇し、週間ベースとしては昨年11月以降で最大の上げ を記録した。ゴールドマン・サックス・グループやジョンソン・エン ド・ジョンソンなどの米企業がアナリスト予想を上回る利益を計上し たことが背景にある。

スイスカント・アセット・マネジメント(チューリヒ)のファン ドマネジャー、ペーター・ブランデル氏は、「リスク意欲は再び高ま っている。米国の経済安定、あるいは回復を見込める明るい兆しがい くつかあった。企業利益が予想を上回ることが今後も続くだろう」と 語った。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが20日に発表した6月の 米景気先行指標総合指数(LEI)は前月比0.7%上昇した。同指数は エコノミスト予想を上回り、3カ月連続のプラスとなった。

20日の西欧市場では、18カ国中17カ国で主要株価指数が上昇。 ダウ・ユーロ50種株価指数は前週末比1.3%高、ダウ・欧州50種株価 指数は前日比1.2%上げた。

ロイズ上昇

ロイズは6.7%高。英紙サンデー・タイムズは19日、ロイズの上 半期決算はサブプライム(信用力の低い個人向け)投資に関連し数十 億ポンドに上る会計処理が黒字に寄与する可能性があると報じた。情 報源は明らかにしていない。

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は5.4%下 げた。ドイツのDPA通信が、ポルシェが統合案の決断を今月末まで 先送りする可能性があると報じたことが売りを誘った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE