欧州債(20日):続落、株高で国債需要が後退-10年債利回り3.41%

欧州債市場では、ドイツ国債相場 が続落。米商業金融のCITグループが破たん回避へ30億ドル規模の 融資合意を発表するとの観測を背景に、株式などの高利回り資産への 投資が膨らみ、国債に対する需要が減退した。

独10年債利回りは先月25日以来の高水準となった。MSCI世 界指数は6営業日連続で上昇した。CITの交渉について内容説明を 受けた関係者は、交渉が非公開であることを理由に匿名を条件とし、 CITがつなぎ融資についての合意を早ければ20日中にも発表するこ とを明らかにした。

ドイツ銀行の金利ストラテジスト、ラルフ・プロイサー氏(ロン ドン在勤)は「CITがどうにか主要債券保有者から救済を取り付け たらしいとの見方が株式相場を支え、国債相場に対しては重しとなっ ている」と語った。

ロンドン時間午後4時24分現在、10年債利回りは前週末比1ベー シスポイント(bp、1bp=0.01)上げ3.41%。一時は7bp上昇 する場面もあった。同国債(表面利率3.5%、2019年7月償還)は

0.10ポイント下げ100.71。2年債利回りは2bp上昇し1.27%となっ た。

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