ドル見通し「好転」、米経済下期に成長へ-ゴールドマンのオニール氏

米ゴールドマン・サックス・グ ループのチーフエコノミスト、ジム・オニール氏はブルームバーグ ラジオのインタビューで、ドルが今後1年間で上昇し、米経済も下 半期中に成長を再開するとの見通しを述べた。

オニール氏は「世界経済は考えられている以上に改善するとみて いるものの、今後1年間のドル相場の見通しは好転している」と述べ た。

さらに「今回の危機のおかげで、ドル相場にとって強材料がいく つか表れている」と指摘。国内の貯蓄率上昇や貿易赤字縮小などがド ル相場を支え、ドルの急落を防ぐだろうと述べた。5月の貿易赤字は 260億ドルと、1999年11月以来の低水準だった。

米労働市場が改善している兆候は、米国がリセッション(景気 後退)から脱却しつつあることを示唆しているとオニール氏は指摘 する。

オニール氏は失業保険申請件数が「注目すべき最も重要な指標 だ。その指標からは良好な兆しがみられる。米国は今回のリセッシ ョンでの最悪局面をすでに終えている可能性がある」と述べた。

原題:Goldman’s O’Neill Says Dollar Outlook ‘Better’

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