PIMCOグロス氏:住宅ローン証券の保有割合減らす-6月の運用

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のビル・グロス共同最高投資責任者 (CIO)は6月に、運用する債券ファンドで住宅ローン関連証券の 保有割合を減少させたほか、現金(流動性の高い短期証券含む)保有 に対する消極姿勢を後退させた。

PIMCOのウェブサイトによると、「トータル・リターン・フ ァンド」(運用資産1610億ドル)に占める住宅ローン証券の割合は 54%と、5月の61%から低下し、ほぼ2年で最低の水準となった。 現金比率はマイナス6%で、前月のマイナス14%を上回り、今年に入 って最高となっている。

グロス氏は今月1日に公表した7月の投資見通しで、債券や配当 支払いのある株式への投資を推奨していた。

同氏のファンドが6月に保有した政府発行の債券は運用資産の 24%となり、前月の25%から低下して2月以来最低となっている。 同債券には、米国債のほか、インフレ連動債や機関債などを含む。投 資適格級社債の保有比率は18%で、前月と変わらずだった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE