米シティ、30年債25億ドル起債-ドル建て政府保証なし1年ぶり規模

米銀シティグループは20日、30 年債25億ドル(約2350億円)を起債した。ブルームバーグの集計デ ータによると、米連邦預金保険公社(FDIC)の保証がない同社の ドル建て債としては、昨年8月12日の5年債30億ドル以来、約1年 ぶりの大型起債となる。

ブルームバーグのデータによれば、表面利率(クーポン)は

8.125%。スプレッド(米国債に対する金利上乗せ幅)は380ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)。格付けはムーディーズ・インベ スターズ・サービスが「A3」、スタンダード・アンド・プアーズ(S &P)は「A」となる公算が大きい。

今回の起債について、米証券ウォール・ストリート・アクセスの 債券担当マネジングディレクター、リッチ・リー氏は、第2四半期の 決算発表シーズンで新発債が乏しくスプレッドが縮小しているタイミ ングをとらえたものだと指摘した。

メリルリンチの米コーポレート・マスター指数に基づく投資適格 級債のスプレッドは、先週17bp縮小して313bpとなり、昨年8月 22日以来で最も低い水準となった。

ブルームバーグのデータによると、シティはFDICの暫定流動 性保証プログラム(TLGP)を通じて、今年これまでに計386億ド ルを起債した。

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