欧州債(17日):下落、景気底打ち感で-独10年債利回り3.40%

欧州債相場は下落。景気低迷の最 悪期が過ぎたとの兆候が広がるなか、安全投資としての国債需要が後 退したことが背景にある。独10年債相場は週間ベースで1カ月ぶりの 下げとなった。

独10年債利回りは約2週間ぶりの高水準となった。欧州連合(E U)統計局(ユーロスタット)が17日発表した5月のユーロ圏貿易収 支統計で、予想に反して黒字にとどまったことがきっかけ。また、米 商務省が同日に発表した6月の住宅着工件数が昨年11月以来の最多と なったことも相場を押し下げた。

カリヨンの世界債券戦略責任者、デービッド・キーブル氏(ロン ドン在勤)は、「米住宅着工件数が注目されたようだ。国債相場にと って支援要因でなかったのは明らかだ」と語った。

ロンドン時間午後4時55分現在、10年債利回りは前日比6ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01)上昇し3.40%。同国債(表面利率

3.5%、2019年7月償還)は0.54ポイント下げ100.82。2年債利回り は4bp上昇し1.25%となった。

今週の10年債相場は5営業日中で4日下落し、同利回りは前週末 比で14bp上昇した。ゴールドマン・サックス・グループやJPモル ガン・チェースの四半期決算が事前予想を上回る黒字となったことを 受け、国債需要が減退した。

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